>>クマ太郎の探険<<
ホテルでランチをして、浜離宮を散策しました。ちょっといい気分になりました。

−浜離宮・鴨場−

      うっそうとした木々の間を抜ける
が、ここからも、、
鴨場なんだから
        池と鴨が見たい。





地図を見て歩くが、なかなか池に行き当たらない。
後で解ったが、わざと人目につかなくなっているのだ。
鴨たちが安心して集まるようにしているのだ。


おや、脇道奥に何か小屋があるぞ。
これが『大覗』(おおのぞき)らしい。覗き穴から、鴨場の鴨さんが見える。

『庚申堂鴨場』
鴨場の池『溜』(ため)は樹木に囲まれていて路からは見えない。
これはちょっと土手を登って撮った写真。
説明書きによると、鴨猟では普段から囮のアヒルも飼う
とあるが、今はどうなんだらう?
白いのは見当たらなかったが。

鴨猟って、弓矢で射るのかと思ったら、
ここにおびき寄せて、手網ですくい獲るそうだ。

鴨場の池の回りには何本もこういった堀、
『引堀』(ひきぼり)がある。
脇から覗いて撮った写真だが、
正面にはそれぞれ木の門『小覗』(このぞき)がある。
つうか、、やはり正面にビルが見える・・

カンカンカーン!餌だど〜。

猟の時は風下の『小覗』から板木の音や餌で
おとりとして飼育していたアヒルを集め、
つられて鴨が集まったら入り口を締め
土手の両脇から捕手が網で生けどるのだ。

−潮入りの池−

    秋ですね〜、鰯雲。
『潮入りの池』(横堀)海水を引きいれ、潮の干満で趣を変える池。
現存するのはこの浜離宮だけだそう。成る程ボラが泳いでた。
東京タワーが見えるこの橋は総ヒノキ、『海手お伝い橋』
平成9年に架け替えたそうだが、もっと新しく見える。下は東京湾岸


『潮入りの池』(大泉水)
建物は『中島の御茶屋』


抹茶飲もうかと思ったんだけど。。
オジさんが所在無げに一人立っている。
「お待ちになってるのですか?」と尋ねたら、
お待ちくださいと書いてあるから・・、と
確かに、入り口の木の看板に「しばらくお待ちください」の文字
が、オジさんが待っていたのは、暫くでもない様子だけど。
暫くまつ。数組帰っていく、、外国人が多いようだ
店員は目の前の廊下を行き来しているが、仕事に集中する為か、
どうも意図的に私達を居ないモノの扱いのようだ。それが何か嫌な感じ。
ススススとすり足で目の前を素通りするのみ。取り付く島が無い。
入れ替え制か??仔細が良くわからない。次第によっては他所へ行きたいのに・・
間違えて入口(縁側)から出そうな客に注意する為に目の前に何度も来るが、
来たついでに待ってる客に一言声かけてくれてもいいのでないか?
中の客に親切にする分、外の人間は客扱いされないのか?と不快になる。

オジさんはあきらめて去って行った。
私達もすっかり興がそがれた。
喉渇いたよぉ〜と泣いてた友人は、ひとまず自販機のジュースをベンチで飲んだ。

−汐留−

カレッタ汐留で茶して帰る事にした。
『都路里』(つじり)
京都のお茶屋さんが営業する甘味処は噂通りの大行列。
その店のソフトクリームスタンドが出来ていた。
並ばずに食せるようだ。

私達はまた違う店で茶した。


あるいみ珍しい光景。
夕方のラッシュ前の一瞬の空白。
ここが人で溢れる前に帰ろう・・・


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