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>>クマ太郎の探険<<
いっつも海沿いばかり走るので、中伊豆の山を越えてみました。
初景滝
(
しょけいたる
)
(湯ヶ野温泉郷へ↓)
炎天下の遊歩道を歩いてたどり着いた『初景滝』です。
水の色が綺麗だ。
この色、この色♪おいしそうだー。 ゼリーみたいなこの色が
クマは大好きだ。
妙に達成感を感じたクマは
こっからまたブラブラ戻ります。
帰り道もちょろちょろ回りをかぎまわりながら戻ります。岩肌を水が流れていて、 そこに沢蟹が居た!
子供の頃、沢蟹採りに来た記憶が蘇えるなり〜。すっかりハイテンションなクマ。
岩肌に張り付くちっさい沢蟹
↓(拡大)
尻尾が金属的な緑色のトンボ。あたりの水も澄んでいる。
↑(拡大)
綺麗な水に足を浸して喜んでいた、が、しかしBUTBUT。
よくよく見ると、道上の飲食店からの排水が流れ込んでいるとことがあった。
浅瀬に溜まっているウドンのちぎれたのとか見ちゃったら、入れた足が妙に気持ち悪い・・、
ちょっとげんなりした。ため息・・。
気分どうこうはともかく、流しちゃっていいのかいな?!一軒だけならいいってもんかぃ?
そのウドンを食べてるのは私らみたいな観光客なんだけど、でも、まさかまんま流されてるとは思ってないよ〜。
他所でも同じ事思ったな、、、自然を観光資源にして生活してるのに、その自然を自分らが汚してもあまり気にしてないんだな、って。
そう思う反面、インフラの整ってる都会暮らしのものがとやかく言えないかな、
とも思ったりするクマ太郎であった。もんもんもん
出会滝↑(拡大)
そんなことでクサッたのもつかの間。
木立の中の遊歩道から見た景色に
クマかんげきーーー!
(拡大)→
こっちは『かに橋』を支点にして
下流になります。
同じ川でも『蟹滝』のあたりと岩肌が違うんだね。
歩道も、開けた道路の向こうと違って、こちらはうっそうとした
自然林の中を続いていて、そこに『出会滝』(写真右)があります。
こちらも一段とクマの持つ滝のイメージと違ってるけど、綺麗だからいいや。 更に歩道を行き止まり迄行くと、その先で川も急な落差に落ち込んで行く。
川も道も先がない。(この落差が『大滝』、滝の上側に居た事になる)
歩道の柵から身を乗り出したら、下流に露天温泉(『河原の湯』)が見えた。
入っている人達が見えたよ。
『河津温泉郷』のホームページ
汗、だっくだく、、そろそろ、車に戻ろう。そして道を下って行くとじき湯ヶ野です。
湯ヶ野温泉郷
クマ太郎幼少のみぎり、夏休みにはよく湯ヶ野温泉の民宿に滞在して海水浴に行ったものだ。
子供の頃のそういう記憶というのは、行きから帰りまでを理路整然と覚えているものでなく、
所々の断片的な記憶が散在していて、しかも、
それがどの夏のだったかも定かぢゃなかったりするのです。とくにクマの場合は、あははは。
宿の際を流れる川の音がうるさくて寝つかれなかった、とか、川でアブラハヤを釣った、とか、そんな他愛のない 色んな記憶が順不同にすっころがっていて、先の沢蟹採りの思い出もその中のひとつでした。
↑(拡大)
踊り子さんの泊まった宿があります。右上の写真の『福田家旅館』です。ここら辺、宿から夕涼みの散歩によくきました。 (もっと河原の際を歩いた記憶があるんだけどなぁ・・)
そうすると、他にも浴衣を着た宿泊客があちこちから散策に来ていて、
夕暮れ時に響く、彼らのカラコロという下駄の音が郷愁を誘ってなんともいえなかったものです。
数年前、熱川に宿泊したおり、それを想像して夕方の温泉街に出てみてびっくり・・
人影がなくて閑散としていたのです。ホテルには人が居るようですが、街には出ないのですね。
灯りのないスナックや射的場が怖くて、そそくさと部屋に戻りました。
坂道の側溝の中をお湯が流れているらしく、蓋の隙間から湯気がうっすらと立ち昇っていて、
そこにわずかながらの温泉情緒を感じたクマ太郎でありました。
勿論、手で捕獲。
虫ぜんぜんOK。
よく、糸結わいつけて飛ばしてました。
湯ヶ野では、民家の網戸に
クワガタがとまっていたこともあったっけ。
(東京で、それを思い起こさせる事があったのだが…、
網戸にとまっていたのは・・・ゴキブリだった・涙)
さてさて。更に車で進むと、『河津ループ橋』という、 まるでウォータスライダーみたいな橋があります。
ぐるんぐるん、、、え〜まだ続くの〜って位まわって降ります。
その先、下田街道をはずれて、まっすぐ河津浜に抜け、海岸線を下田へ向かいます。
伊豆ですねぇ、アロエが生えてます。海岸線を走るうち、やがて夕方。探険もお終いです。
クマ太郎、『子供の頃の夏休み』満喫でした。
2005年8月
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