>>クマ太郎の探険<<
夕刻までは時間があるので、長七美術館によりました。
『長七美術館』は、前に訪れたことがあったので、
今回は『岩科学校』を見学したかったのだが、あまりの暑さに『館内見学』できるこちらに変更。

長七美術館


入江長七は、松崎町の農家に生まれます。
手先が器用で、12歳で左官の棟梁に弟子入りします。
19歳で志を持ち江戸に出て、狩野派の絵師に師事。彫塑の技も修めます。
それらを左官の業に応用し、漆喰で書いた絵に色彩を施す『漆喰画』をいう境地を開きました。
西洋でいうフラスコ画です。
    かなり独特な風貌の建物ですが、
    建設にあたっては全国の優秀な左官技能者が集まり、
    古来の技術と現代の新工法を調和させて造ったそうです。
    正面の円形の部分、天井に現代の左官技術者の描いた
    天女の鏝画が施されています。
    2階だてのこじんまりした美術館です。
            単純な道なのだが、うろうろしてしまった(ようは迷子、クマだから)
            9時〜5時まで、おお、もう4時半だ!年中無休、大人500円。


    漆喰絵の描き方の説明が最初にあります。
    そばに長七の使った道具(鏝)が展示されています。
    大小さまざまな、本当にちっさな鏝までが並んでいました。


    館内撮影自由です。太っ腹ですね。
    柱や戸袋や壁などに施されていて
    人が自由に見れる作品だったからかしら?



    凹凸の在る細かい細工絵なので、
    実物を見るとまた違います。
    入り口でルーぺを貸し出してくれます。



←(拡大)かっくいーい。
    作品の写真は別にギャラリーページを作りました。
    ギャラリーへ
美術館も閉まる時間です。そろそろ黄金崎に移動します。
<<『松崎町』に戻る<<  >>『黄金崎』に進む>>