>>クマ太郎の探険<<
黄金崎、夕陽に光る岩肌が見たい!
西伊豆にはここ数年夏にきていたけど、
黄金崎を通った覚えがない。

黄金崎


道なりに走っていると、『黄金崎トンネル』で素通りすることになっていたようだ。

わーい、わーい。
←(拡大)これ、ガイドブックで観た景色だー!
脇にある説明版によると、
プロピライトという岩肌が夕陽に照らされ、
黄金色に光って見えるそうです。
プロピライとは溶岩の安山岩が変質したものだそうだが、 天城の柱状節理といい、
伊豆は富士さんの噴火の残し物がいっぱいだ。

肝心のヒカル岩肌は、目の前につい立の様に立っている。
ここ後ろ側やん。 海から見たら綺麗だろうな。

岩の上に広い場所があるわけでなく、
岩肌をよじのぼって、 わずかな尾根にあたる狭い足場に立つしかない。
ここ、↓この松のトコ ・・

その岩によじのぼって、岩のヘリに柵があるのだが、
そこに張り付いて待つこと30分・・
暮れん、、日が暮れん、、
海風にびゅうびゅうと吹かれながら、
1番良い場所で頑張ったのだが・・
飽きてきたし、時間もないので、少し回りを探索。

岩の真下↓を見下ろしたら、千鳥がチョンチョン歩いてた。松が這うように生えている。

かすかに富士が見える。
手前のこんもり緑に『富士見台』があるようだ。道が続いている。
←(拡大)
岩のてっぺんから見ていて気になっていた。行ってみよう!

この上がそう。

が、ここからの富士は今一だった。天気のせいもあると思う。スカっとしてない。
    それよりカンドーしたのは、右側の景色。


まさに黄金に光る岩肌ではないか!!
水面にも輝きが映っている。
←(拡大)

だいぶん陽は傾いてきたけれど、、いったいいつ夕焼けになるんだ。
台風の影響で微妙に雲も多い。まっても見れない可能性もある。
今回はあきらめることにした。
せっかく陣取った場所を譲るのも悔しいが、しかたない。見るなら、この近辺に宿をとって見にこよう。

西伊豆で日没しちゃったら、道がとても怖い。
まっくら。街灯のないくねくね道をヘッドライトだけを頼りに走ることになる。
時々、ジモニー(地元民)の車がいきなり現れて、それはそれで怖い。
道に慣れているのでかなりな速度なのだ。
後ろから来て抜いてもらい、着いていこうと思っても、あっという間に置いていかれる。
視界の悪い崖沿いのくねくね道はチョー気を張って疲れる。
ナビで道の先が読めるのが多少の救いだ。次のカーブが右か左か解るだけでも随分楽なのだ。

手前にある公園から、もう一度さっきの岩肌を見てみた。
あんなに輝いていたのに、今は曇ってしまった。それにしても、綺麗な海の色だ。


『恋人岬』には今回も迷いこんでしまった・・・
確か、前回は『黄金崎』を探して、だったかも知れない。
今回はあきらめが悪い事に、空が夕焼けに染まってきたら、『黄金崎』を対岸から見れないかという気持ちがむくむくと起きてきて、 崖沿いの見晴らしのよさそうな所を探していたら、またきてしまった。
5時に閉まるらしく、前回も人気がなかった。まぁ、用はないのだが。 こーゆー名所ってあまり好きぢゃないから。

結局、見れる場所もなく、、うろうろしてたら、
また真っ暗な半島の山道、崖道を走るはめになってしまった。。。。
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2008年8月

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