>>クマ太郎の探険<<
満ちてくる潮に日没、独特の雰囲気があります。

湘南の海へ沈む夕陽


久里浜から湘南へ廻った。
森戸海岸に着く頃には、さすがに日も暮れる時刻になった。

湘南の海岸は、所によって古伊万里の欠片が打ち上げられるそうで、
私も三浦からの帰り道、こちらに廻った時は時折浜に下りて拾ってみる。
本当は材木座あたりが良いのだが、大抵、逗葉で京浜に入ってしまうのでそこまで行かないし
時間もあまり遅くなると寄り道せずに帰りを急ぎたくなる。丁度、森戸あたりが具合がよいのだ。
それにここのデニーズがまた具合がいい。車を止めて、海岸に降りれるから。

デニーズっていうとオレンジのイメージがあるが、
ここのデニーズは違う。
ここと葉山のデニーズはブルーなのだ。
クリーム色の外壁に青い屋根。テラス席もある。
テラス下、1F部分が駐車スペース。
今日は日暮れ間近なので先に散策してから
オヤツにしよう。・・・オヤツかぃ?

←今日は建物真下まで潮が満ちている。
大潮か?満ち潮に重なってるとはいえ、際まで潮がきていて、砂浜が殆どない。
この前の浜はゴミは勿論だが、貝殻、陶器の破片、丸まった小石やガラス片が沢山落ちている。
その中に、はるか昔難破した貿易船に積まれていた古伊万里の欠片が混じっているのだ。
単純に旅館の茶碗の欠片かもしれないが。自分なりに吟味して拾って歩く。それが楽しい。

しかし、浜が海に沈んでしまっていてはしょうがない、
今日は夕焼けの景色を楽しんで帰ろう。

並びに森戸神社というのがあるのだが、
川を挟んでそちら側の浜には貝殻も全然ない。
砂だけ。 海流や風の具合なのだろうか?不思議だ。
ウインドサーファーがやたら多い浜だった。
おいおい、泳いでいたのか?↑(拡大)沖の岩に数人立っている。
正面には裕次郎灯台が見える。右には神社の沖の鳥居も見える。

秋の日の夕日はつるべ落とし、というが。あっというまに空の色が暗くなっていく。

風の音が耳元でびゅうびゅう響く。↑(拡大)       哀愁のクマ太郎。↑(拡大)

日中の穏やかな海とまた違った雰囲気。急に他人顔になって、人をうけつけない。
大人しくひきあげよう。


おやつを食べて店を出る頃には
すっかり夜でした。


別の日に拾ったカケラ。
骨董に詳しい釣り仲間に見てもらったところ、藍色のは明治頃の印判。
(手書きでなくて柄を判押ししてある陶器)薄色のは旅館の茶碗、だろうとのことでした。
それでも充分嬉しいぞ。また拾いに行きたいな。綺麗な貝殻とかも結構拾えるんだよ。
2005年9月
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