>>クマ太郎の探険<<
長七美術館ギャラリー

春暁の図
 【入江長七】
「天祐」又は「乾道」と号す。
文化12年8月5日(1815年)伊豆国松崎村明地の貧しい農家に生まれる。
生来の手先の器用さで将来は腕を持って身を立てようと志し12歳の時左官棟梁に弟子入り。
青雲の志やみ難く、17歳の時江戸へ出て狩野派の喜多武清に学ぶ。
かたわら彫塑の技を修めてこれを左官の業に応用し 漆喰を以って絵を描き、或は彫塑して色彩を施し、独特の芸術を完成させる。
パンフレットより

 【漆喰鏝絵とフレスコ画】
両者は共に漆喰(しっくい)の湿材上に図絵する技法。
フレスコは漆喰目と顔料溶液との科学的融合により堅固な画面を作りだすのに対して、長七は 特殊な方法で下地を作り、色彩を自由に駆使する鏝画(こてが)で薄肉彫刻を併用する長所がある。
パンフレットより

↑左端下の部分を貸出ルーペで見てみると・・・ 

こんな細かい細工が。 
   
 修善寺、【旧あさば旅館】の戸袋に施されていた作品。
 龍は雲を呼び雨を降らせることから、火災よけとして制作したものだろう。
 独鈷の湯からちょうど眺めることの出来るよう演出されていたという。
館内案内より
”御結納”の文字が見えます。御大尽なんですね。。 凄いリアルです。
「近江のお兼」怪力の逸話の持主  

「ホーロクの静御前」
福福しいのでお気に入り
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